IPEF14カ国 供給網協定で合意 脱中国依存へ先行・始動

米国・デトロイトで開かれていた、米国が主導する新経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」の閣僚会合が5月27日(日本時間28日未明)、閉幕した。中国への依存度が高い重要鉱物などのサプライチェーン(供給網)を強化する協定に合意した。
IPEFには日米や東南アジア諸国など14カ国が参加しており、①貿易②サプライチェーン③エネルギー安全保障を含むクリーン経済④脱汚職など公正な経済ーの4分野で共通のルールづくりを目指して協議を進めている。