日本版CDC新設 感染症 調査・分析から臨床対応一体担う 25年度以降

国立感染症研究所と国立国際医療研究センターを統合し、「国立健康危機管理研究機構」を設ける改正法が5月31日の参院本会議で可決、成立した。2025年度以降に設立する。政府が全額出資する特殊法人になる。感染症の調査・分析から臨床対応まで一体を担う。新機構は米疾病対策センター(CDC)を参考にしており、「日本版CDC」の位置づけとなる。