23年路線価1.5%増 2年連続で上昇 コロナ禍から回復

国税庁は7月3日、2023年1月1日時点の路線価を公表した。全国平均は前年比1.5%増で、2年連続で上昇した。住宅・オフィス需要の高まりや観光需要の回復などを背景に、新型コロナの感染拡大前の水準に地価が戻りつつある。全国平均は2020年まで5年連続で上昇し、2021年は新型コロナ禍で0.5%下落。2022年は0.5%上昇していた。2023年は上昇率が拡大した。