東京商工リサーチのまとめによると、1〜6月の飲食業の倒産が前年同期比79%増の424件に上り、1〜6月として過去30年間で最多を更新した。これまでの最多は2014年1〜6月の419件だった。新型コロナ関連の支援金の終了に加えて、電気料金や原材料費の高騰などが重荷となり、資金繰りが悪化した。
倒産件数の約7割にあたる288件が新型コロナ関連によるもので、前年同期の約2倍に膨らんだ。人手確保が進まず
売り上げが戻らない中、”ゼロゼロ融資”の返済も始まり、資金繰り悪化による倒産のさらなる増加は、今後も避けられないようだ。