巨大IT企業にデジタル課税 138カ国・地域が25年発効目指す

米国、欧州、日本、中国、インドなどを含む138カ国・地域は7月12日、国際課税のルールを改める多国間条約の大枠をまとめた。交渉事務局を務めた経済協力開発機構(OECD)が成果文書を発表した。
巨大IT企業が多い米国に税収が集中するのを防ぎ、国内に事業拠点を持たない巨大IT企業などにも各国が課税できるようにする。年末までに署名し、2025年の発効を目指す。