1〜6月408件 痴漢摘発がコロナ前水準に, 被害者の76%が10〜20代

警察庁のまとめによると、今年1〜6月の痴漢容疑事件の摘発件数が速報値で408件に上ったと発表した。近年増加傾向で新型コロナウイルス禍以前の水準に戻りつつある。408件のうち67%が電車内で発生。被害者の年代は10〜20代が76%を占めた。時間帯は午前8時前後が多かった。
生活安全総務課によると、痴漢を東京都迷惑防止条例容疑で摘発した件数は、2019年が929件だったが、新型コロナウイルス禍時の2020年は435件に半減。2021年は434件、2022年は641件だった。