広島 78回目の原爆忌 海外から最多の111カ国とEU代表者出席

広島市に1945年、原爆が投下されてから8月6日、78年となった。同市の平和記念公園では「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)が開かれた。式典の参列者は約5万人。海外から過去最多の111カ国と欧州連合(EU)の代表者が参列した。ウクライナへの侵攻を理由に、2022年に続きロシアとベラルーシは招待しなかった。
式典では、この1年間に亡くなったり、死亡が確認された5,320人の名前を加えた原爆死没者名簿が原爆慰霊碑の石室に納められた。記帳された死没者総数は33万9,227人となった。