IAEA 原発処理水放出 トリチウム水準は制限値以下

国際原子力機関(IAEA)は9月8日、東京電力福島第1原子力発電所の処理水の、8月24日の海洋放出開始から初めて原発近くの海水に関する独立したサンプリングおよび分析結果を公表した。トリチウムの水準は、国際標準値より厳しく設定している日本の制限値以下だった。これはIAEA事務所の専門家が原発から3km圏内の複数箇所で海水をサンプル採取し調べたもの。日本側が示した評価と矛盾がなかったという。