8月 求人倍率横ばいの1.29倍 失業率も前月と同率の2.7%

厚生労働省が9月29日発表した8月の有効求人倍率(季節調整値)は1.29倍で前月の横ばいだった。実質賃金の伸び悩みで転職を目指す動きが活発な一方で、製造業や建設業では原材料高による収益悪化で、求人を抑える動きもみられた。景気の先行指標とされる新規求人数(原数値)は前年同月比1.0%増加した。
一方、総務省が同日発表した8月の完全失業率は2.7%で、前月と同率だった。