IPEF首脳会合 重要鉱物の供給網強化へ対話新設 3分野で合意

日米豪など14カ国が参加する経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」は11月15、16の両日、米サンフランシスコで開かれた。15日の閣僚級会合に続いて16日(日本時間17日)首脳会合を開いた。その結果、交渉4分野のうち「供給網」は協定署名、「クリーン経済」「公正な経済」は実質合意したが、「貿易」は引き続き取り組む事になった。共同声明で重要鉱物に関する対話の枠組みを立ち上げ、供給網を強化すると記した。
また声明では2024年から毎年開く閣僚級の評議会を設立し、2年に1度首脳会合を持つことも明示した。