JRA初の女性調教師が誕生 前川恭子さん合格 5回目の挑戦で実現

日本中央競馬会(JRA)は12月7日、2024年度の新規調教師免許試験の合格者9人を発表した。JRA史上初めて、女性として前川恭子さん(46)が合格した。前川さんは2003年から厩務員として働き始め、現在は栗東の坂口智康厩舎で調教助手を務めている。今回5回目の挑戦で合格を果たした。ほかに通算1,809勝の田中勝春騎手(52、美浦・フリー)、1,056勝の秋山真一郎騎手(44、栗東・フリー)などが合格した。
地方競馬ではこれまでに9人の女性調教師が誕生し、7人が現役で活躍しているが、、JRAでは女性の現役騎手が藤田菜七子、今村聖奈など6人いるが、調教師はいなかった。