厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は12月22日、2050年までの地域別の将来推計人口を公表した。2020年から2025年にかけて、46道府県で人口が減り、東京も40年からは減少に転じる。日本全体の人口は2050年に1億人超と現状から17%減少する見通し。
2020年と比較すると、2025年には秋田県など11県で3割超減少する。また、地方の高齢化も深刻化する。25道県で高齢者(65歳以上)の人口が4割を超える。東京都でも高齢化率が29.6%に達する。このほか、高齢化の進行に伴い75歳人口が2050年に、東京都を除く46道府県で2割」を超える。