日本の22年労働生産性 OECDで30位 4年連続下落

日本生産性本部のまとめによると、2022年の日本の時間あたり労働生産性は52.3ドルだった。欧米などに比べ、新型コロナウイルス禍からの経済回復が遅れたことが響いた。経済協力開発機構(OECD)加盟の38カ国中30位で、比較可能な1970年以降で過去最低を更新した。2021年の順位は28位で、順位の下落は4年連続。ただ、時間あたり労働生産性は2021年比の実質ベースで0.8%上昇している。