新型コロナ新変異株「JN.1」日本でも広がる 世界で急拡大

新型コロナウイルスの「JN.1」と呼ばれる新たな変異ウイルスが世界的に拡大し、日本でも広がりをみせている。国立感染症研究所によると、JN.1が検出される割合は12月3日までの1週間では11.6%だったが、今週は31%に上昇、国内でも大幅に増加しているとみている。
JN.1はオミクロン株の一種で、2022年に国内でも広がっていた「BA.2」系統のウイルスがさらに変異したもの。米国、インドなどで急拡大しており、中国保健当局も12月28日、JN.1が増加傾向にあると発表している。WHO(世界保健機関)も12月18日にJN.1を「注目スべき変異株(VOI)」に指定、警戒を呼びかけている。