フランス博覧会公社はこのほど、2025年大阪・関西万博に出展するパビリオンの概要を発表した。フランス館のテーマは「愛の讃歌」。日本で言い伝えとして広く知られている”運命の赤い糸”に着想を得て、愛が赤い糸となり、個人や集団の取り組みを促すことで、社会や環境が直面している課題への答えを出すことを目指す。
フランス館の設計は、建築設計事務所のコルデフィ・エ・アソシエ・アルシテクト・ウルバニストと、CRA-カルロ・ラッテイ・アソシアティが共同で担当。プレハブと自然の要素を調和的に融合させ、再組み立てが可能なモジュールを使うことで、再利用とリサイクルの好循環を形成するとしている。