パナソニック ベトナム工場新棟の本格稼働開始 能力1.8倍

パナソニックエレクトリックワークスは1月23日、ベトナム有限会社(本社所在地:ビンズオン省VSIPⅡ-アネックス工業団地)が、配線器具やブレーカを生産している工場内に建設した新棟を同日より本格稼働を開始すると発表した。新棟の延床面積は1万941㎡。既存建屋1万6,960㎡と合わせ2万7,901㎡となり、約1.6倍へ増床する。
これに併せて既存棟を含めた生産ラインを最適化し、製造から出荷までのリードタイムを短縮している。さらに日本で培った自動化技術の導入を加速させ、2025年までに自動化率を現在の2倍に引き上げていく見込み。これにより、生産能力を2022年の約1.8倍に強化していくことで、市場への対応力強化を図る。