能登半島地震の被害額は3県で最大2.6兆円 政府推計

政府は1月25日発表した1月の月例報告で能登半島地震による経済的な影響が石川、富山、新潟の3県で1.1兆〜2.6兆円に上るとの推計を明らかにした。被害額の内訳は住宅や公共施設の建築物の全半壊などで0.6兆〜1.3兆円、道路や港湾、農林水産業のインフラなどの社会資本で0.5兆〜1.3兆円。県別に見ると、最大被害額の石川県が1.3兆円、富山県が0.5兆円、新潟県が0.9兆円と推計している。