第一三共がインドのサン社と子会社の吸収合併に合意
第一三共(東京都中央区)は4月7日、インドの大手製薬会社サンファーマシューティカル・インダストリーズ(以下、サンファーマ)との間で、第一三共が株式の63.4%を保有するインドの製薬子会社ランバクシーを売却、サンファーマが吸収合併することで合意したと発表した。合併はランバクシー1株に対し、サンファーマ0.8株による株式交換で、2014年末の完了を目指す。今回の合併により、第一三共はサンファーマの株式を約9%取得し、取締役1名を派遣する権利を持つことになる。
合併後、サンファーマは世界市場において第5位のジェネリック企業となり、インド市場においては同国最大の製薬企業となる。第一三共は今後、サンファーマとのパートナーシップを通じ、ハイブリッドビジネスの更なる進展を図る。