塩野義・長崎大 マラリア薬の候補発見 臨床試験目指す

塩野義製薬と長崎大学は3月4日、マラリア予防・治療薬やワクチンについて、複数の候補を発見したと発表した。両者が2019年から2024年3月までの進めてきた共同研究協定の第1期の成果。これを受け、塩野義の手代木功社長と長崎大学の永安武学長が同日、2024年4月から2029年3月までの第2期事業の開始に関する協定書に調印した。第2期では早期の臨床試験(治験)の開始を目指す。