国連安保理 北朝鮮の「外貨収入の半分」サイバー攻撃で

国連安全保障理事会は3月20日、対北朝鮮制裁の履行状況を調べる専門家パネルの最終報告書を公表した。これによると、北朝鮮は外貨収入の約50%をサーバー攻撃によって得ていると指摘している。北朝鮮は約30億ドル(約4,500億円)の被害額に相当する暗号資産(仮想通貨)関連企業へのサイバー攻撃に関与した疑いがあるとして調査を進めている。
専門家パネルは2023年7月から2024年1月にかけて対北朝鮮制裁への履行状況を調査し、制裁逃れの手口を明らかにしている。