中国国営新華社によると、中国の習近平国家主席は4月16日、訪中しているドイツのショルツ首相と釣魚台国賓館で首脳会談した。
今回ドイツは経済団体が同行している通り、中国は8年連続最大の貿易相手国となっている点、良好な関係を維持するため、また中国はEUの中核国の一つ、ドイツとの経済関係強化を図るのが狙い。ショルツ氏の訪中は2022年11月以来で、首相就任後2度目。
習氏は5月にフランスへの訪問を予定している。欧州連合(EU)の中核、ドイツおよびフランスの2カ国を経済で引き込み、EUの欧州委員会が検討する対中規制の切り崩しを図るとみられる。