唐十郎さん死去, 84歳 アングラ演劇で絶大な人気誇る

アンダーグラウンド演劇の騎手として絶大な人気を誇り、数多くの独創的な舞台をつくり上げた劇作家で演出家、俳優の唐十郎さんが5月4日、東京都内の病院で急性硬膜下血腫のため亡くなった。84歳だった。
2003年に長崎・諫早湾の干拓問題から着想した「泥人魚」で多数の戯曲賞や演劇賞を受賞。小説家としては1983年に「佐川君からの手紙」で芥川賞を受賞している。また、2021年には文化功労者に選ばれている。