G7 共同声明で中国企業の過剰生産に懸念表明

イタリア・ストレーザで開催された日米欧の先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議は5月25日、閉幕した。採択した共同声明で、中国企業の過剰生産への懸念を表明。世界経済に悪影響を与えると、中国を名指しで批判した。このほか、制裁のために凍結したロシアの資産を、ウクライナ支援に活用する方法について、協議を継続することで合意した。ただ、これら一致しやすい課題でG7の結束を示したが、中国とロシアの反発は必至だ。