東京都中央区にある東京五輪選手村を改修したマンション群「晴海フラッグ」で5月26日、まちびらきの記念式典が開かれた。東京大会時、選手村の村長を務めた川淵三郎氏が出席、祝辞を述べ、関係者らによるテープカットが行われ、新たな街の誕生を祝った。
晴海フラッグではファミリー層などに向け、17棟の分譲マンションと2025年完成予定の2棟のタワーマンションなどを含めた5,600戸余りの住宅が供給される予定で、今年1月から先行組の住民の入居が始まっている。東京都は、晴海フラッグには商業施設や学校なども整備、1万2,000人が住む新たな街を誕生させる計画。
ただ、現状では棟のおよそ25%を法人企業が投資対象に契約しているケースが数棟あるとみられ、当該戸数は新しい街の住民とはなっていない。