シャープとKDDI AI向けデータセンター整備で合意

シャープ(本社:大阪府堺市)とKDDI(本社:東京都千代田区)、ビッグデータの分析などを手掛けるIT企業のデータセクションの3社は6月3日、合弁会社を設立し、シャープの子会社で今年9月末までに大型液晶パネルの生産を停止する酒井ディスプレイプロダクト(所在地:大阪府堺市、SDP)の工場を活用し、データセンターの整備を目指すと発表した。
合弁会社への出資比率はまだ未定だが、データセクションが提携先を通じて米国の半導体メーカー、エヌビディアから画像処理などに使われる最先端の半導体を調達し、KDDIがネットワークの構築や運用で協力することを想定している。