日ロサケ・マス交渉妥結 ロシア水域で3年ぶり操業再開へ

水産庁は6月3日、ロシアの排他的経済水域(EEZ)内のサケとマスの漁獲枠を決める日本とロシアの漁業交渉が妥結した。2024年は計125トンの漁獲枠で合意した。6月中の操業再開を目指す。同水域での操業は2021年以来3年ぶりとなる。ロシア水域での漁業交渉は、ロシアのウクライナ侵略を受けて見送られていた。
日本のEEZ内でのサケ・マス漁については3月に交渉妥結している。日本の漁業者が2024年にロシア側に支払う協力金をおよそ1.8億〜3億円、漁獲枠は2,050トンとした。いずれも前年並み水準。