「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」今年の患者数最多に

国立感染症研究所によると、「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」6月2日までの今年の国内の患者数が速報値で977人に上り、昨年同期の2.8倍に達し、過去最多だった昨年1年間の941人をすでに上回っていることが分かった。
同感染症は主に「A群溶血性レンサ球菌」と呼ばれる細菌に感染し、手足の壊(え)死や多臓器不全などが起こる感染症。30代以上に多いとされ、症状が急激に悪化し死に至ることもあるという。