G7サミット AIの国際ルール急ぐ, 中国の過剰生産を懸念

イタリア・プーリア州で6月13日から3日間にわたり開催された主要7カ国首脳会議(G7サミット)は15日、首脳宣言を採択し閉幕した。
議論された要点は①ウクライナへの揺るぎない支援を必要な限り続けることを再確認②ロシアの凍結資産をウクライナ支援の枠組みに活用する③パレスチナ自治区ガザでの即時停戦、すべての人質の解放など包括的な交渉案の支持で一致④中國の多額の政府補助金を通じた過剰生産問題への深刻な懸念を共有⑤人工知能(AI)など先端技術がもたらす社会変革を見据え、国際ルールづくりを急ぐーなど。このほか、インド太平洋・経済安全保障、エネルギー問題などをテーマに話し合った。