関西 製造業2期連続悪化, 非製造業は2期ぶり改善 日銀短観

日銀大阪支店はが発表した短観(企業短期経済観測調査)によると、関西製造業の景気判断を示す指数はトヨタ自動車など自動車メーカーの認証取得を巡る不正発覚を受け、2期連続で悪化した。一方、非製造業は外国人観光客の増加を背景に2期ぶりの改善となった。
調査は5月下旬から6月にかけて実施。製造業の指数は前回の3月の調査から2ポイント下回り0ポイントとなった。一方、非製造業の指数は前回を1ポイント上回りプラス17ポイントとなった。
この調査は日銀大阪支店が関西のおよそ1,300社を対象に、景気の現状を尋ねるもので、景気が「良い」と回答した企業の割合から「悪い」と回答した企業の割合を差し引いた指数。