創業100年以上の企業倒産1〜6月で95%増の74件で最多

帝国データバンクのまとめによると、創業・設立から100年以上の老舗企業の2024年上半期(1〜6月)の倒産件数が、前年同期の38件から95%増の74件に上った。上半期として統計を遡れる2000年以降で過去最多となった。これにより、年間ベースでリーマン・ショック時の2008年の120件を大幅に上回る可能性がある。原材料やエネルギー代などの物価高による採算悪化に加え、後継者不在を理由にした倒産が目立つ。同社によると、日本の老舗企業は4万3,631社に上る。