日本列島は7月23日、東日本と西日本の広い範囲で厳しい暑さとなり、気象庁と環境省は今年になって最も多い40都道府県に「熱中症警戒アラート」を発表した。北海道への熱中症警戒アラート発表は今年初めて。
気象庁によると、23日は全国の観測地点の約3割にあたる256地点で35度以上の「猛暑日」となった。総務省消防庁は同日、熱中症で15〜21日の1週間に全国で9,078人が救急搬送されたとの速報値を公表した。救急搬送は21日までの累計で3万4,547人に上り、昨年同時期に比べて3,045人多くなっている。