23年の大麻摘発最多大幅更新の6,703人, 30歳未満が7割

警察、海上保安庁、厚生労働省麻薬取締部などによる2023年の大麻事件の摘発者数が前年比20.9%増の6,703人に上り、過去最多だった2021年(5,783人)を大幅に上回ったことが分かった。30歳未満が約7割を占め、早急な対策が求められる。
薬物事件全体の摘発は9.46%増の1万3,815人。うち覚醒剤は3.43%減の6,073人で、8年連続で減少した。ただ、押収量は237.0%増の1601.6kg
と大幅に増加した。摘発者数は大麻が初めて覚醒剤を上回った。