内閣人事局が国家公務員の働き方改革に関して実施したアンケート調査によると、改革について「かなり」「どちらかといえば」含め61.3%が「実感がある」と回答した。一方、「定年前に機会があれば辞めたい」25,1%、「数年以内に離職の意向」6.3%と、離職を考えている人が合わせて31.4%に上った。「定年まで勤めたい」は51.9%にとどまった。
国家公務員志望者は減少傾向で、離職者も後を絶たないといわれる現実をはっきりと裏付けた結果となった。アンケート調査は2023年11〜12月、インターネットで実施され、中央省庁と地方勤務の計6万3,148人から回答を得た。