上半期出生数35万人 5.7%減で過去最少 通年70万人割れも

厚生労働省の人口動態統計(速報)によると、2024年上半期(1〜6月)の出生数は前年同期比5.7%(2万978人)減の35万74人にとどまった。上半期として過去最少で、3年連続で40万人を下回った。減少率は前年の3.6%減よりも大きくなっており、少子化のペースに全く歯止めがかかっていないことが分かった。下半期も同様のペースで推移すると、年間の出生数が初めて70万人を割る可能性もある。