7月の有効求人倍率1.24倍に上昇 完全失業率は2.7%

厚生労働省が8月30日発表した7月の有効求人倍率(季節調整値)は1.24倍で、前月比0.01ポイント上昇した。賃上げ企業が増え、現在の職場にとどまろうとする動きが出て、求職者数が減った。一方、総務省が同日発表した7月の完全失業率は2.7%で前月比0.2ポイント上昇した。
7月は有効求職数が前月比で0.9%少ない196万3,101人だった。有効求人数も236万5,244人と0.3%減少したが、有効求職数の減少率が大きく、有効求人倍率の上昇につながった。