7月実質賃金0.4%増 2カ月連続プラス 夏季賞与の伸び寄与

厚生労働省が9月5日発表した7月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の事業所)によると、名目賃金から物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月比0.4%像となった。プラスは2カ月連続。夏の賞与などの伸びが寄与した。名目賃金を示す1人あたり現金給与総額は3.6%増の40万3,490円で、2年7カ月連続で増加した。伸び率は7月の消費者物価の上昇率(3.2%、持ち家の家賃相当分を除く総合指数)を上回った。