帝国データバンクのまとめによると、8月に関西で1,000万円以上の負債を抱えて破産や民事再生などの法的手続きを取った企業は192社で、前年同月と比べ1%余り多くなり、23カ月連続で前年同月を上回り、2000年以降で過去最長となっていることが分かった。原材料価格の上昇などでコロナ禍からの業績を回復できない中小企業が増えている。
負債総額は221億5,800万円で、平均の負債額は2カ月連続で1億円を超えた。業種別では飲食店を含む「サービス業」が75社と全体のおよそ4割を占め、「建設業」が36社で続いている。