関西エアポートは10月24日、2024年冬の関西空港の国際線旅客便ダイヤ(10月27日〜2025年3月29日)を発表した。発着便数はピーク時に週1,353便となり、コロナ禍前の2019年冬(1,409便)とほぼ同水準まで回復する。中国方面の回復は遅れているものの、韓国便の伸びがカバーする。韓国便は、2024年冬は366便と2019年冬に比べて58%増となり、夏ダイヤを含めて過去最高となる。一方、中国便は456便と2023年冬の1.6倍に増えるものの、2019年冬に比べ24%減にとどまる。中国便は北京や上海の都市部に偏っており、地方の回復が遅れている。