総務省は10月30日、衆院選の18、19歳の投票率(小選挙区)は速報値で43.06%だったと発表した。全体投票率の53.85%を10.79ポイント下回った。2021年の前回衆院選からは0.17ポイント低下した。
18歳の投票率は49.21%、19歳は36,67%だった。男女・年齢別では18歳女性が最も高い49.86%で、18歳男性48.60%、19歳女性37.28%、19歳男性36.09%と続いた。
今回は、選挙権年齢が「18歳以上」に引き上げられてから初めて行われた2016年参院選以降、6度目の国政選挙だった。制度導入以降、18、19歳の投票率は全体の投票率を大幅に下回り、30〜40%台と低水準が続いている。最も高かったのは2016年参院選の46.78%で、最低は2019年参院選の32.28%。