COP29 英首相 35年までに温室効果ガス81%削減を表明

アゼルバイジャンの首都バクーで開催中のCOP29(国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議)で11月12日、首脳級会合に出席した英国のスターマー首相は記者会見し、「2030年までに温室効果ガス排出を1990年比で少なくとも81%削減する」との新たな目標を明らかにした。主要国としては、最も踏み込んだ削減目標として注目される。
英国は再生可能エネルギー容量を増やしており、今秋には先進国として初めて石炭火力発電所を全廃した。