住友化学 中国のPPコンパウンド事業2社の株式を譲渡

住友化学(本社:東京都中央区)は12月18日、中国のポリプロピレンコンパウンド事業の合弁会社2社の株式の全持ち分を、現地のコンパウンド事業会社、仕天材料科技有限公司(所在地:広東省広州市)に譲渡したと発表した。
同社の合弁事業会社は、珠海住化複合塑料有限公司(所在地:広東省珠海市、住友化学の出資比率55%)、大連住化塑料有限公司(所在地:遼寧省大連市、同出資比率50%)の2社。
ポリプロピレンコンパウンドとは、ポリプロピレン(PP)に合成ゴム、ガラス繊維、無機フィラーなどを混練し、機能性や剛性などを向上させた高性能な材料で、主に自動車のバンパーや内装材、家電製品などに使用されている。