米 新政権 出生地主義制度廃止の意向 不法移民対策で

トランプ新政権の当局者は1月20日、両親が米国籍を持たなくても、米国で生まれた子どもに自動的に国籍を与える制度を廃止する意向だと明らかにした。出生地主義に基づく国籍付与は憲法で規定されており、決定、実行は法廷闘争になるとみられる。出生地主義の制度廃止は、トランプ大統領による厳格な不法移民主義の一環。