ミュンヘン安保会議 米特使 ロシアにも”領土含めて”譲歩迫る

世界各国の首脳や閣僚が安全保障を巡り意見を交わすミュンヘン安全保障会議は2月15日、2日目の議論が行われた。ウクライナのゼレンスキー大統領が、米国のトランプ政権が戦闘の早期集結に向けて外交を活発化させていることを巡り、「ウクライナ抜きの交渉はあり得ない」との立場を改めて示した。また、トランプ政権のウクライナ特使を務めるケロッグ氏は「まず私たちは流血を止めなければいけない」とし、そのうえでロシアに対し、「掌握しているウクライナの領土も含め、譲歩を迫る」考えを示した。