経済協力開発機構(OECD)は3月17日、2025年の世界経済全体の成長率を3.1%と予測する最新経済見通しを発表した。2024年12月時点の見通しより0.2ポイント下方修正した。トランプ米政権の全世界尾への関税引き上げでインフレや金融引き締め政策が長引くとみた。国・地域別にみると、日本が0.4ポイント低い1.1%、米国が0.2ポイント低い2.2%、ユーロ圏が0.3ポイント低い1.0%、中国が0.1ポイント低い4.8%と予測した。2026年も成長鈍化が続き、世界の成長率は3.0%にとどまる見通し。