24年度博士課程支援制度の受給者の3割が中国人留学生

文部科学省所管の科学技術振興機構が2021年度に始めた「次世代研究者逃散的研究プログラム(SPRING)」に基づき、優秀な博士課程の学生に生活費や研究費を支給する支援制度を巡り、2024年度の受給者の約3割が中国籍の留学生だったことが分かった。
同機構は、専門人材の育成を後押しするため、全国の博士後期課程の学生1人あたり年間最大290万円を支給している。2024年度の受給者1万564人のうち留学生は4,125人で、国籍別では中国が最多の2,904人だった。