厚生労働省によると、2月の有効求人倍率は全国平均で1.24倍と前月比0.02ポイント下回った。企業の人手不足は続いているものの、物価や光熱費の高騰で新規の求人を抑える動きが続いている。求人倍率が前月を下回るのは、2024年8月以来6カ月ぶり。
一方、総務省によると、2月の全国の完全失業率は2.4%で前月比0.1ポイント改善した。改善するのは2024年9月以来5カ月ぶり。
2月の就業者数は6,768万人で前年同月比40万人増え、31カ月連続で増加している。また、完全失業者数は165万人で、前年同月比12万人減少している。