感染性胃腸炎患者数 過去10年で最多 2種のノロウイルス流行

嘔吐や下痢を引き起こす、2つの異なるタイプのノロウイルスによる感染性胃腸炎の流行が続いている。国立健康危機管理研究機構によると、3月23日までの1週間に全国およそ3,000の小児科医療機関から報告された感染性胃腸炎の患者数は、1医療機関あたり9.04人と7週間連続で、この時期として過去10年で最も多くなっている。
新年度になり、子どもが幼稚園や学校に通い始めると感染のリスクが高まるため、流行は今後も続く可能性がある。