総務省は5月4日、「こどもの日」(5日)に合わせて、4月1日現在の15歳未満の子どもの推計人口を発表した。前年より35万人少ない1,366万人で、44年連続の減少となった。今回初めて1,400万人を割り、比較可能な1950年以降で最少を更新した。
総人口(1億2,340万人)に占める割合は前年比0.2ポイント減の11.1%と51年連続で低下し、過去最低。子どもの人口は2015年に1,600万人を下回った後、2021年には1,500万人を割り、急速なペースで減少を続けている。全47都道府県で減少している。
男女別で見ると、男子が699万人で、女子が666万人。3歳ごとに区分すると、0〜2歳が最も少ない222万人で、3〜5歳が250万人、6〜8歳が278万人、9〜11歳が302万人、12〜14歳が314万人と続き、年齢が下がるどとに少なくなっている。