日本も「相互関税の負担軽減措置の対象」赤沢氏

赤沢亮正経済財政・再生相は8月7日、米相互関税の負担軽減措置を巡り、米政府が相互関税の大統領令を修正し、日本を対象に加えることを約束したと明らかにした。米国が徴収しすぎた分の関税を下げるための大統領令も出すとの見通しを示した。
米政府は7日に発効した新たな相互関税で、欧州連合(EU)に対して税負担の軽減措置を盛り込んだ。ところが、日本政府がこれまで7月の「日米合意により、日本も軽減措置の対象になる」と説明しいたにもかかわらず、7日時点では対象から外れていた。このため、日本から米国に輸出する物品には今も負担軽減措置は取られておらず、7月に日米で合意したよりも多くの関税が徴収されている。