緊急避妊薬 医師の処方箋なくても購入可能に

厚生労働省の専門会議は8月29日、緊急避妊薬(アフターピル)について、医師の処方箋がなくても薬局やドラッグストアで購入できるようにする方針を了承した。
購入できる年齢に制限はなく、未成年者が購入する場合でも親の同意は不要とした。店舗での対面販売に限られ、薬剤師からの説明を受けたうえで、その場で服用することを義務付けることにしている。
緊急避妊薬の取り扱いについては、検討開始からすでに8年が経過している。今回の方針決定により、避妊の失敗や、性暴力等による意図しない妊娠から女性の身体を守りやすくなる。